ブックタイトル柏青年会議所45周年記念誌

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概要

柏青年会議所45周年記念誌

2015「新しい日本の再建は我々青年の仕事である」という覚悟のもと、1951年2月6日に日本青年会議所は記念すべきその歩みを始めました。その20年後の1971年6月26日、「明日の我が柏(まち)及び周辺地域の正しい発展を願い、英知と勇気と情熱をもって、経済、社会、文化等に関する諸問題を調査研究し、社会開発活動を展開し、その成果を柏市を中心とする近隣地域社会に及ぼし、その日常を通じて友情を深め、自己修練に励み、そして、世界の平和と繁栄に寄与する」という創立宣言文のもと、日本で467番目の青年会議所として49名の熱き思いを持った青年たちにより柏青年会議所は産声を上げました。そして、柏青年会議所は2015年、創立45年を迎えることができました。このことは、ひとえに我々の運動・活動に深いご理解と、ご支援、ご協力をいただきました地域の皆様をはじめとする行政・関係団体の皆様、また各地会員会議所の皆様との深い友情の賜物と心より感謝申し上げます。45周年という節目の年にあたり、まず44年という長き歴史を振り返り、その歴史を創り上げてこられた先輩諸兄の功績に尊敬と感謝を持つと共に、「熱き志」をしっかりと受け継いでいく所存です。そして、45周年という節目の年をひとつの区切りとするのではなく、50周年に繋げていくための通過点と捉え、その意味を真剣に考え、そして創立宣言文にあるように地域に必要とされる存在であるために、2本の柱を定め実行しております。まず1つ目の柱は、「主体性」です。主体性とは、自ら関心を持ち、状況を調査・研究・把握し、そこにある問題は何かを自ら考え、自らの責任のもとで、その問題解決のために行動をすることと考えます。日本は人口急減・超高齢化という大きな課題に直面していますが、柏は商業・農業・交通の利便性・自然の豊かさ等、多くの魅力があり、そして人口は増加成長をしています。この柏の力をより一層生かすために、多くの市民が主体性を持って、自らが我がまちについて関心を持ち、考え、行動する。そして、まちを好きな市民が躍動できる、そんなまちを青年会議所メンバーと多くの市民と共に「主体性」を柱に創造していきます。2つ目は「OMOIYARI」です。日頃から相手の為を思い、相手の立場に自分を置き換え、なにかしてあげたいと思うこと。また、どのようにすれば喜んでもらえるのかを考え、実践していくこと。この繰り返しにより人に対して「OMOIYARI」の精神が芽生え、理事長あいさつ育まれていきます。そして、「OMOIYARI」は、「利他の心」に通じていると考えます。現在は個人主義の社会と言われておりますが、震災後「自分の為よりも誰かの為に」というような意識が広がり、「自分のことだったら簡単に諦めてしまうことでも誰か他の人の為に何かをすることは諦めない」という考えが広がっていると思います。この考えや思いを地域を超え、世代を越えて共有していくことが、人やまちをより魅力的にしていくと考え「OMOIYARI」の心を育み、共有をしていきます。柏青年会議所は夢や希望の実現のため自己を磨き、郷土を慈しみ公共心を重んじ、全ての人々と心通い合う笑顔と関心があふれる、愛する我が柏(まち)になるため絶えず行動することを誓うこの柏JC宣言文を改めて心に刻み、「何のために、誰のために」という思いを常に持ち運動を展開して参ります。そして、「主体性」と「OMOIYARI」を持つ市民を一人でも多く創造し、「笑顔と関心があふれる、愛する我が柏(まち)」が、多くの人から「愛される我が柏(まち)」になるように市民を巻き込みLOM一丸となり、まちのために貢献できる存在であり続けるよう努力して参ります。最後になりますが、皆様の益々のご健勝とご多幸をご祈念申し上げますと共に、今後も公益社団法人柏青年会議所に対して、これまで以上にご指導・ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げまして、第45代理事長の挨拶とさせていただきます。公益社団法人 柏青年会議所 第45代理事長 武井 丈02